「日本一大きいブックオフ」は、どこにあるのでしょうか。その称号は時代とともに各地域へ受け継がれてきましたが、2022年1月現在は群馬県前橋市にあります。「とにかく巨大なブックオフを知りたい、行きたい」。そんな皆様のご期待(?)に応えるべく、ライターのマキヤさんがBOOKOFF SUPER BAZAAR 17号前橋リリカ店に潜入。気になる店内をあちこち巡ります。また、記事の最後では各地方で最大となるブックオフの店舗情報もご紹介!

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目次

  • ブックオフのために前橋に行く日
  • 日本一大きいブックオフに入ります!
  • 17号前橋リリカ店にあるREMARKET(リマーケット)が面白い!
  • 日本全国のデカいブックオフを紹介!
  • ブックオフのために前橋に行く日

    「日本一大きなブックオフが、群馬県前橋市にあるんですよ!」

    「今まさに、日本一大きいブックオフについて知りたがっている人がいるかもしれないんですよ! ぜひ取材を!」

    こんにちは。「だからなんなんだろう」という気持ちのまま、東京から前橋にやってきました。

    アクセスは東京からだと高崎乗り換えで前橋駅まで1時間半くらい。そこからバスやタクシーで10分ちょい。在来線でも2時間半ほど。意外と近い。近いけどさ。

    『ブックオフをたちよみ!』の担当者からもらった本記事案の書き出しが「とにかく大きいブックオフに行きたい日がある!」だったんですが、全然抱いたことのない感情だったので戸惑いました。

    でも、そういう方もたくさんいらっしゃるのは理解できます。今からこの日本一大きいブックオフの紹介と、「前橋なんか遠すぎて行けるか」と思ってる皆さんのために各地方の巨大ブックオフ情報をお届けしていきます。

    BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー) 17号前橋リリカ店。

    かなり大きな建物で、ブックオフはここの3Fにあるらしい。どこまでがブックオフなんだろう。

    日本一大きいブックオフに入ります!

    早速入ります。入り口から見る限りは普通に大きめのブックオフって感じですが……。

    「前橋リリカ」というのはショッピングモールの名前なんですが、フロアマップを見たら3Fはブックオフが全てぶち抜いておりました。
    それでは入店……!

    !?
    通路の果てが見えない。

    これ全部遊戯王カード!?

    ギター!?

    服屋か!?

    スノボ!?

    何屋なんだ!?

    本だ!

    ブックオフだ……!

    あまりの広さに取り乱してしまった。商品の種類が多すぎてブックオフなのに本やCDの存在感があまりないと感じてしまうくらいだ。
    売場面積は約5,851㎡。一人暮らしの部屋が25㎡だとすると、234部屋分くらいあります。広すぎ。
    ちょっとどこから見ていいかわからなかったので、笑顔が素敵な店長さんに見どころを伺うことに。

    BOOKOFF SUPER BAZAAR17号前橋リリカ店 店長:石川巧さん
    ブックオフ歴10年。見た目通り(?)スタッフからは「親しみやすい」と評判。
    好きな漫画は『SLAM DUNK(スラムダンク)』

    これだけ店内が広いのだから会話できるスペースもあるはず。

    辺りを見渡し、「テーブルとイスがある!」と思って座った場所が子ども用の休憩スペースでした。そしてベビーケアルーム(授乳室:写真左上)まである。

    ちなみに僕のシャツについている黄色いリボンは建物に裏口から入るために必要だったもので、何か特別な思想を持っているとかではないです。

    うろうろしていたら、カードゲームエリアに話を聞きやすそうなスペースを発見。

    ※今回は取材のため特別に開放しております。普段は選ばれし者のみが入室できます。

    広大な売場に多様な商品がありますが、店長さんのおすすめはどこになりますでしょうか。

    やはり2021年3月にリニューアルしたカードゲームエリアですね! 今居る部屋も、本当は大会の決勝戦で使われる場所なんです。

    鉄格子の中に入ることってあまりないので嬉しいです。お店で大会が行われているんですか?

    はい! ほぼ毎週やっていまして、かなり盛り上がってますよ。この部屋の周囲にも人だかりができます。

    カードゲーム大会が行われるデュエルスペース

    部屋の扉に貼ってあった言葉、最高でした。

    ありがとうございます!

    ちなみに17号前橋リリカ店では何人くらい働いていらっしゃるんですか?

    約140人です。

    140! 普通のブックオフは10~20人くらいですよね!?

    やはり本やCD以外も扱っており、店舗も広いので…… 。

    ベビーカーとかもありますもんね。ここに来れば、何かしら欲しいものが絶対にありそう。

    そうですね! ちなみにお店をまわっていただいて、何か気になる商品はございましたか。

    あ! すごく気になるのがあったんです。

    中に入ってる謎のMDしか再生できないコンポです。

    ……他にはありませんでしたか?

    音量が下がらない、呪いのラジカセみたいなのも見つけました。

    どうしてそういうのばっかり見つけるんですか……。

    ワケあり品の「ワケ」を見るのが好きで……。

    でも色んな楽しみ方があっていいと思いますよ。ちなみにさきほど「普通のブックオフ」とおっしゃいましたが、ブックオフは、名前である程度大きさがわかるんです。

    そうなんですか?

    「BOOKOFF」<「BOOKOFF PLUS」<「BOOKOFF SUPER BAZAAR」という風に大きくなっていき、BOOKOFFでは皆様ご存じの通り本やCD、ゲームなど。BOOKOFF PLUSはそこに加えてファッションやブランド品なども置いています。

    へえー!

    BOOKOFF SUPER BAZAARにはそれらに加え、スポーツ用品、ベビー用品、楽器、生活雑貨まであらゆる商品を取り揃えています。

    でかいブックオフに行きたい日はBOOKOFF SUPER BAZAARに行けばいいんですね。商品数ってどれくらいなんでしょう。

    大体、どこでも数十万点はありますよ。その中でも最大なのがここ、17号前橋リリカ店です。

    すごいですね。17号前橋リリカ店の見どころは他にありますか?

    そうしましたら、現在当店だけにあるREMARKET(リマーケット)をぜひ見ていってください!

    17号前橋リリカ店にあるREMARKET(リマーケット)が面白い!

    REMARKETは、ブックオフと株式会社モノファクトリー(※)がコラボしたお店です。
    “使い方”を創造し、“捨て方”をデザインする」というコンセプトのもと、「モノとの新しい付き合い方」を提案するブランドとのこと。
    モノとの新しい付き合い方……。なるほど、ちょっと見てまわりましょう。

    株式会社モノファクトリー:循環型社会を前提に製品の回収スキーム構築や再商品化、コンサルティングなど幅広い事業を展開している。

    なんだこれは……?(昔のオーディオ機器……?)

    おおお……。

    なんだろう、一言で形容し難い……。ただ、「良い」。居るだけですごくワクワクする。
    そんなREMARKETの魅力をモノファクトリーの小川さんに伺ってみました。

    株式会社モノファクトリー REMARKET担当:小川敦子さん
    同社で工場見学を担当していたところ「お客様対応に向いている」とREMARKET担当に抜擢された。
    推し商品はソーシャルマテリアル(「?」と思いますよね。あとでちゃんと紹介します)

    すごく面白いですね。初めて見るものが多いです。

    たまりませんよね。これらは1970~80年代の雑貨のギャラリービューなんですが、気に入った逸品はご購入いただけますよ。

    これ、仕入れとかってどうなってるんですか?

    一度不要と判断されたモノを、個人の方々から直接買取ったり、リユース業者様から仕入れたりしています。なかには一部の機能が壊れてしまって、本来の使い方ができないモノもありますが、形やストーリーに価値を感じて、ご購入されていく方もいますね。

    なるほど……。「捨て方をデザイン」の部分がなんとなく理解できた気がします。

    例えばこのスタンドライト、「高速道路で使われていた照明」を再活用したものなんですよ。

    面白い。

    「使い方を創造」の部分も伝わったら嬉しいです。

    REMARKETのワークショップでパソコンを解体する

    REMARKETでは様々なワークショップを行っており、中でも目玉は……

    こちらの「パソコン解体」。
    解体するパソコンも、一度不要と判断されリサイクルされる予定だったものです。

    早速やってみます。もちろん解体は初めてです。
    パソコンってドライバーだけで解体できるのか……?

    順番通りに解体していけば、キレイにパーツが外れていきます。力は必要ありません。まず外せそうなネジを探しましょう。

    これかな……。

    集中してネジを外し、パーツが次々と分解されていく。
    順番通りに分解することで、パズルのようにキレイに外れていく。

    あれ、ここが外れないな……。力で引き剥がせそうではあるけど、どこか見落としたか……?

    ここはテープでくっついているので、力でいっちゃいましょう。

    力でいいんですか!

    詰まっても教えてくださるので、お子様でもしっかり楽しめると思います。「こうなってたんだー」みたいな発見も面白い。
    そしてこのノートパソコンの天板には補強のため、鉄板が入っているらしい。

    鉄板でてきた! ピカピカだ!

    ほら!

    ふふふ。

    こういうよくわかんない部分もモリモリと分解していく。夢中でやってしまう。

    マキヤさん、ちなみになんで、パソコンを解体していると思いますか?

    え……? そこにパソコンがあるからみたいなことですか?

    限りある資源を循環させるためです。

    すみませんでした。

    プラスチック、銅、基板のレアメタルなどが、ちゃんと生まれ変われるように分ける必要があるんです。ちなみに、廃棄物に由来する素材を私たちは「ソーシャルマテリアル」と呼んでいます。

    かっこいい。

    REMARKETでは「マテリアル詰め放題(税込330円~)」などもできます。

    これもなんかワクワクしますね。

    30分ほど(※)で解体完了! しっかり分けました。何かに生まれ変わってくれよな!

    ※大人は速くて30分弱、子供は1時間以上かかる場合もあるそうです。

    日本一大きいブックオフとは、つまりめちゃくちゃ楽しいブックオフなのではないだろうか

    数十万点の商品は眺めているだけでワクワクするし、絶対に欲しいものが見つかると思う。
    REMARKETではレトロで愛らしい商品たちにときめいたし、パソコンの解体は新鮮で面白かった。

    無限に時間を溶かせる気がしてしまうデカいブックオフで、こんな日があってもいいなと思った。

    (僕は前橋リリカ1Fのフードコートで群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」を食べて、マッサージチェアを利用して帰りました)

    最後に、「前橋まで行けねえよ」という方のために日本各地の巨大ブックオフを教えますね。

    日本全国のデカいブックオフを紹介!

    ※最新の営業状況につきましてはHPをご覧ください。

    【北海道】BOOKOFF SUPER BAZAAR 5号札幌宮の沢店

    北海道らしく、ウィンタースポーツ用品の売上はブックオフナンバーワン。トレーディングカードの品揃えも充実。休日にはスキー板を選んだり、デュエルスペースでトレカを楽しまれたりするご家族連れでにぎわっているそうです。

    住所:〒006-0005 北海道札幌市手稲区西宮の沢5条2丁目11-15
    電話: 011-668-2811
    営業時間:10時~21時(ブランド品売場は19時まで)
    売場面積:約2,790㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20515.html

    【東北】BOOKOFF SUPER BAZAAR 仙台泉古内店

    2021年9月にリニューアルした東北最大の店舗。110円で洋服や雑貨を買えるコーナーや、青春時代の音楽に出会えるレコード売場のほか、キッズスペースも完備。家族みんなで楽しめるリユースのテーマパークとなっています。

    住所:〒981-3123 宮城県仙台市泉区古内字新坂の上34-6
    電話: 022-772-1861
    営業時間:10時~21時(アパレル、キッズコーナーの買取受付は20時まで)
    売場面積:約2,919㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20232.html

    【関東】BOOKOFF SUPER BAZAAR 17号前橋リリカ店

    この記事で紹介した、最大級の売場面積を誇る日本一大きいブックオフ。2021年3月にリニューアルしたカードゲームエリアや、株式会社モノファクトリーとコラボしたREMARKETにも注目!

    住所:〒371-0033 群馬県前橋市国領町2丁目14-1 前橋リリカ 3F
    電話:027-210-3700
    営業時間:10時~21時(買取受付は19時まで)
    売場面積:約5,851㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20459.html

    【中部】BOOKOFF SUPER BAZAAR 248号西友岡崎店

    2021年、愛知県で「三河地区最強のエンタメ空間×三河地区最大の在庫量」をテーマにリニューアル。多種多様な商品と圧倒的な物量を誇り、「1日いても飽きない」と多くのお客様が来店されているそうです。ボードゲームコーナーや152席のデュエルスペースも併設されています。

    住所:〒444-0840 愛知県岡崎市戸崎町越舞2-1
    電話:0564-72-6266
    営業時間:10時~21時
    売場面積:約5,338㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20452.html

    【近畿】BOOKOFF SUPER BAZAAR 307号枚方池之宮店

    買取専門の「出張買取センター」を併設する関西一大きいブックオフ。ブックオフグループにも供給するほど商品量があり、豊富な品揃え。有資格者がスノボ板のビンディング・セッティングをするサービスなど、新しい取り組みもどんどん行っているそうです。

    住所:〒573-0005 大阪府枚方市池之宮1丁目2-50
    電話:072-805-3810
    営業時間:10時~22時
    売場面積:約3,636㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20501.html

    【中国】BOOKOFF SUPER BAZAAR 広島段原店

    2020年8月にリニューアルオープンしたばかりの広島一大きな店舗。本売場が充実したほか、トレーディングカードのデュエルスペースも設置して進化を遂げています。

    住所:〒732-0814 広島県広島市南区段原南1丁目3-52  広島段原ショッピングセンター
    電話:082-568-1855
    営業時間:10時~21時
    売場面積:約2,839㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20514.html

    【四国】BOOKOFF PLUS 高知土佐道路店

    高知市内を走る国道沿いにドンと構える、四国一大きな店舗。2019年BOOKOFFアワード最優秀店舗に選ばれました。本はもちろん、アパレルや雑貨も見応えアリ。

    住所:〒780-8075 高知県高知市朝倉南町8-30
    電話:088-843-9900
    営業時間:10時~22時(洋服、食器雑貨、スポーツ用品の買取受付は18時まで)
    売場面積:約995㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop10104.html

    【九州】BOOKOFF SUPER BAZAAR アクロスプラザ佐世保店

    2021年8月に増床したトレーディングカードコーナーが大好評。フィギュアに強いこだわりがあり、店内の各所に飾られています。圧倒的な広さと物量を生かして、どんなお客様も満足できる店舗に。

    住所:〒857-0832 長崎県佐世保市藤原町20-7 アクロスプラザ佐世保2階
    電話:0956-46-7701
    営業時間:10時~21時 (本、CD・DVD・ゲーム、おもちゃ、家電、洋服売場)
         10時~20時 (ブランド品、貴金属売場)
    売場面積:約2,505㎡
    HP:https://www.bookoff.co.jp/shop/shop20506.html

    TEXT:マキヤ
    PHOTO:井川拓也

    ※各店舗の面積含む情報は2022年1月時点のものです。予告なく変更になる可能性がございます。

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