ブックオフといえば本! のイメージはいまだに強いけれど……
本やCD、ゲームのイメージが強いブックオフ。ですが、店舗によってはプラモデルなどのホビー商材も店頭にあることに、皆様はお気づきでしょうか。本や雑誌などと同様、ブックオフではプラモデルの買取・販売も行っており、中にはレアなキットを売っていることも。最近では「ブックオフに来たらまずプラモデルをチェックしに行く」というモデラーも、そんなに珍しくないのだとか。
そんなブックオフの中でも、プラモデルに異常な熱量を注いでいるのがBOOKOFF 福岡博多口店(以下、博多口店)。このお店では店内にショーケースを用意して完成品の模型を展示したり、なんとオリジナルの塗料まで作ったりしているとか。いわゆる「街のプラモデル屋さん」が減った昨今、ここまでやってるスポットはなかなかレアです。どんなブックオフだよ。
ということで、今回はプラモの魅力を全国津々浦々に伝えまくっている”プラモおねえさん”こと香坂きのさん、そしてプラモ好きライターのしげるが、(観光も兼ねて)博多口店にお邪魔してブックオフ社員の畝岡さんにお話を聞いてみました。
「異常なほどプラモに対してマジなブックオフ」とは、一体どんなお店なんでしょうか?
中古なら失敗しても平気! 手ぶらでお店を出ても大丈夫! ブックオフとプラモデルの相性の良さとは
香坂きの
モデラ―・タレント
フリーランスで活動している日本のモデラー、タレント。プラモデルや工具塗料のメーカーなどの広告塔となり、情報を発信している。イベントや店頭での塗装実演やMCなども担当している。
それには私が答えましょう。
畝岡卓哉さん
BOOKOFF 福岡博多口店
「ガンダムW」をきっかけにプラモデルにハマった社員。現在、ららぽーと福岡限定販売の「RG νガンダムff」を制作中。自他ともに認めるのめり込み型で、制作はもちろん、完成品のディテールをまじまじ眺めるのも好き。好きなガンプラは「HG 1/144 ガンダムTR-1(ヘイズル改)」。
立地的に福岡の中心地ということで、国籍も年齢もさまざまなお客さまが一ヶ月あたり5万人前後いらっしゃるんです。そういう場所で、リユースならではの視点でサブカルチャーの発信ができればというのが、プラモデルに力を入れている大きな理由です。
5万人って、ちょっとした市町村くらいの人数ですね。
新品のプラモデルを定価で買うのって、初めて作るお客さまにはハードルが高いと思うんです。でも、リユースだと値段が安いので、「ちょっと始めてみようか」って思っていただける。プラモデルとのファーストタッチになる場所として、プラモデル業界を盛り上げたいと思っています。
わかります! 私も最初に買ったプラモデルが、中古のクシャトリヤだったんですよ。失敗するかもしれないし、最後まで組み立てられるかわからなかったんで、ちょっとでも安く買って試してみたかったんですよね。
一発目にしては大きいキットにいきましたね。
箱がカッコよかったんですよね〜。ただ「本体が安く買えたから塗料も買ってみよう」とか、その後の展開も早かったんで、そういう意味では中古でプラモデルを買う良さってあるよな〜っていう実感があります。あと、ブックオフさんってプラモデル屋さんに比べて入りやすいじゃないですか。
大抵、人生の中で一回は立ち読みしに行きますからね。
そうそう。個人経営の模型屋さんって正直一見では入りにくいお店もあると思うんですけど、ブックオフならフラッと行ってフラッとプラモを買えるんです。
正直「何にも買わずに帰る」という行為へのハードルも低いですしね。
そう! 模型専門店で店員さんと1対1だと、手ぶらで帰りづらい(笑)!
お店から出るために、とりあえず安い消耗品を買ってしまいがちですよね。
サーフェイサー(※1)とか買っちゃいますよね。
※1「サーフェイサー」
塗料の一種。隠蔽力が高いため、全塗装の前に全体の色味を統一させる目的で使用される。お化粧でいうファンデーション
モデラーあるあるですね……。あと、たとえばアニメを放送している作品のキットを売っていたとしても、接点がないとアニメを見ただけで終わっちゃう。でも、アニメ関連の商品やコミックを買いにブックオフに来て、目の前にプラモデルが売っていると、「こういう立体的なのもいいじゃん」っていう気持ちになるかもしれない。同じ店内にプラモとつながりのあるアイテムが置いてあるのは、ブックオフの強みかなと思います。それで、初めてプラモデルを作るぞというお客さまは、やっぱりガンプラを選ぶ方が多いと思うんですよね。
それはそうだと思います。
そこから何個か作ってレベルが上がっていった時に、すごい作品を見る機会があれば「自分もこういうことをやりたい」と夢が広がるじゃないですか。だから博多口店では、地域のモデラーの方にお声かけして、完成作品の展示などもやっています。本来であれば、売り場に商品以外のものを置いているのは「えっ!?」と言われそうなことではあるんですが……。
お店の床面積は限られてますもんね。
でも、サブカルチャーについて発信したい、プラモデル業界を盛り上げたいということなら、展示があるというのはお店にとってもお客さまにとってもハッピーなことだと思うんです。福岡はもともとプラモデルの展示会が多くて、モデラ―も多いんですよ。ららぽーとにはνガンダムが立ってますし、キャナルシティにガンダムベースもあるし、模型屋さんも多いし、ガンダムバーもあったりする。プラモデルやガンダムが好きな地域なんだなっていうのはすごく感じます。
ガンダムベースとνガンダムの立像は結構離れてますけど、2箇所に分かれていてもお客さんが来るくらい熱量があるってことですもんね。
その中で選ばれる価値のあるお店にしていくには、まずは熱量の高いプラモデル好きが集まるお店にならなくてはと思っています。展示作品を持ってきていただくほか、「こういうことをやったら?」「こういうものを置くといいよ」みたいなアイデアをいただくことも多く、その意味ではお客さまと一緒にお店を作っているとも言えます。
本当に、この辺りの人たちはプラモデルが好きなんですね……。
勢い余りすぎて、店舗独自で「ブックオフ色」の塗料を作る
そういえば、ブックオフさんってガイアノーツさんと一緒に塗料作ってましたよね。ブックオフでプラモ買うともらえるっていう。
そんなのあったんですか!?
昔のブックオフの看板に使われていたカラーで塗料を作ったんですよ。これがその塗料のプレミアムボックスというものでして……。
なに〜! めっちゃかっこいいじゃないですか!
箱、むっちゃ凝ってますね。よむよむ君がコクピットのディスプレイに表示されている……。これってどうすれば買えるんですか?
今までは、プラモデルを売ったり買ったりしていただいた際に、1色ずつ無料で配っていたんです。ただ、このプレミアムボックスは名前の通りプレミアム感を出そうと思っておりまして、現在はプラモデルを10個以上売っていただくか、もしくは1万円以上購入していただいたお客さまにお渡ししております。
スゲ〜。これって博多口店が発祥なんですか?
そうですね。だから博多プライドということで、瓶のラベルに書いてある発売元のクレジットを「博多口店」にしてあるんです。これも地元のモデラーさんが「塗料作ったらいいんじゃない?」って言ってくださったのが発端です。
ブックオフってお店が塗料作っていいんだ……。マジで地域のモデラーと一緒にお店を作ってるんですねえ。
最初に、オレンジと紺色で塗料を作ったんです。最近増えてきたブックオフの看板の新しいカラーリングですね。そのあとに作ったのがこちらです。30〜40代以上の方はこっちに反応することが多いですね。
わかります! 実家の近所にあったブックオフの看板がまさにこの色でした。こういうレモンイエローみたいな色って発色させるのが難しいとされていますが、そのへんはどうなんでしょう?
塗料を作っているのがガイアノーツさんなんで、バシッと発色しますよ! 専門の尖った企業さんとコラボすることで、「ブックオフってプラモやってるんだ」という認知を上げていきたいんです。ただ、これでブックオフカラーは全部作っちゃったんで、この後どうしようかというのを考え中でして……。
メタリック版ブックオフカラーとか。あとはツヤ消し版を作るとか。
あえて2000番の、めっちゃ目の細かいサーフェイサーを作るとか。
水性ブックオフカラーとか。
それじゃ製造する会社が変わっちゃいますよ!
部品がなかろうが、色が塗ってあろうがOK! プラモ買取の懐が深すぎる
店内の在庫はお売りいただくもの次第だと思うんですが、いわゆる「売れ筋のプラモデル」ってあるんですか?
難しいんですが、今だとやっぱり『水星の魔女』関連キットでしょうか。あとガンダムベースが近いので、そこで売っている限定版キットなどもよく売れます。あと、昔のキットでも購入されるお客さまは多いです。
再販品でもない古いキットが新品と同列で売られているのは、中古品を扱っているからこその良さですよね。
誰かの家から受け継がれていくのはいいことですよね。
しかし、中古プラモデルの値付けってどうやってるんですか?
基本的には中古市場全体の相場を見つつ、そこにブックオフが独自に集計したデータを加味して値段をつけています。
たとえば、「マッハ2のマイナーな飛行機キットがいきなり持ち込まれた」とか「全然知らんメーカーの古いバキュームキットを持って来られた」みたいな、そもそも相場というものがなさそうな状況ではどうするんでしょう?
それはもう、なんとかしてデータを探すしかないですね……。レアすぎてどこにも出回ってないものであればあるほど、値付けは大変です。
古いキットだと、当時の販売価格も当てになりませんもんね。
地域差もあるんですよ。マニアがたくさん住んでるエリアのお店なら自信を持って値段をつけられますが、全くそういった趣味の方がいないエリアだと100円でも売れない。
じゃあ、マニアックなキットってお店によって値段が違うことがあるんですか。
ありますね。店舗の場所や客層によって違います。あくまで「買う人がいればその値段で売る」ということになりますので。
他の店舗にキットが移動することもあるんですか?
それも全然あります。たとえば、このお店だとららぽーとのνガンダム関連アイテムとかもたくさん持ち込まれるんです。博多だけで販売してても仕方ないので、遠くのエリアのお店に回したりもします。
じゃあ、「こんなものを持ち込まれたらイヤだ」というホビー系アイテムはありますか?
デカールが死んでるプラモとか、一部パーツがないとか?
そのくらいだったら全部買い取ります。部品が不足していても作りかけでも、モデラーのお客さまはパーツ取り用として買っていただけることがあるので。がっちり塗装して完成したものでも、博多口店は通常より高値で買い取ってます。
よっぽど出来がいいものとか有名な作家が作ったものでもない限り、完成品ってあんまりちゃんとした値段はつかないですよね。
うちの場合は「出来がいいな」って思ったら高めに買い取ってますね。「このお客さま、できる……!」みたいな。
オタクの値付けだ……!
完成品を売っちゃう気持ちもわかるんですよね。作ったところで満足しちゃって、写真を綺麗に撮ってSNSに投稿して、一回展示会にでも出したら「もういいか〜」ってなることはけっこうあるので。
飛行機なんか、完成すると箱に入ってた状態よりデカくなるから、場所も取りますしね。
そうそう。完成品って置き場所に困るんですよね……。
そういうものでも全然買い取りますよ! 「無理かな〜」と思っても、うちに持ち込める方は試しに一旦持ってきていただけると嬉しいです。
そんなフリーダムな売り場がどうなっているのか、そろそろ見に行ってみましょうか!
入口すぐがショーケース! 異例づくめなプラモ売り場へGO!
入口から入ってすぐが、いきなり作品が展示されているショーケースなんですね。
今は九州大学の模型部(九大模型部)の作品が展示してあるとのことなんですが……。
ガンプラに戦車に船と、九大模型部って見事にジャンルがバラバラなんですね〜。それにしても、どれもけっこうガッツリやってますね!
ミニスケAFV(※2)とか艦船とか、スケールモデル(※3)の人が案外いる。やってんな〜!
※2「ミニスケAFV」
ミニスケ=ミニスケール。AFV=Armored Fighting Vehicleで、戦車など装甲化された戦闘車両の総称。ミニスケールの戦闘車両、という意味
※3「スケールモデル」
スケール(縮尺)に基づいて忠実に再現した模型のこと
もっとガンプラばっかりなのかなと思ってました。
X(旧称:Twitter)に上がっている画像を見る限り、ガンプラよりスケール、ミリタリー系の作品の方が多いみたいなんですよ。
いいですね〜。これは長く模型を作ってくれそう。
しかし、ショーケースがデカくないですか? 入ってすぐだけじゃない……?
お、こっちは吉本プラモデル部さん(※4)の作品なんですね。
※4「吉本プラモデル部」
プラモデル好きの吉本芸人が集まって作った有志の部活
プラモデル結託していますね、プラモデル部と……。
そんで、下の方に置いてあるのは、さっきお話ししていた「買い取った塗装済み完成品」ですね。……おお、本当に塗ってある!
マジでちゃんと値段ついてるんですね!
しかもこれ、元キットの売値よりちょっと高くないですか? なんていうか、「元の値段より高く売れる」って判断した値付けがされるのって、夢がありますね。
いやほんと、地元にこういうお店があるのは羨ましい。
これだけ完成品が飾れるお店って、あんまりなくなっちゃいましたからね……。
どっちを向いてもガンプラだらけ! 夢の絵面を見よ
で、完成品コーナーを経ての実際の販売フロアです。
うわ〜! これだけガンプラで棚が埋まってるの、夢の絵ですね……! 確かに限定版はがっつりありますね。
福岡のご当地ものもあれば、プレバン限定とか、セブンイレブンとかで限定販売されたものもありますよ。
ドム、ドムはどこですか!? 私ドムしか好きじゃないんですよ。
そんなに……。
ドムは3箱ずつ買うって決めてるんですけど。あ、いたいたいた……。う〜ん、プレ値〜〜! いや〜、でも人気商品なんで、こればっかりはしゃーなしですね。
ドムにしても他のキットにしても、全体的に「わかるな〜」って価格設定ですよね。
やっぱり、そのあたりは市場を見て値段つけてるんで。
あと、商品の配置も美しいですよね。宇宙世紀系のHGから始まって、近年の人気作品も配置してあって、大型キットは棚の上の方……みたいな。ある程度わかってる人なら、ざっと見ただけでどこに何が置いてありそうか大体想像がつく。
配置もこだわってるんです! うちは中古だけじゃなくて新品も扱ってるんで、その辺りが一発でわかるように区別もしています。
棚の間にもショーケースがありますけど、組み立てた状態がこれだけ見られるお店も珍しいですよね。
この規模で組んだものが見られるところだと、ガンダムベースくらいですよね。
これ、我々が組んだんじゃなくて、お客さまが持ってきたものなんですよ。
パチ組み(※5)で気が済んじゃった人が持ち込んでる……ってコト!? 自由だな〜。
※5「パチ組み」
キットのまま無改造で組み立てた完成形のこと
美プラコーナーではポージングにも注目
こっちがコトブキヤさんの商品とか、いわゆる美プラのコーナーですね。
こっちもキットめっちゃありますね。
美プラも積極的に入れてます! ここまで品数があるお店も珍しいと思います。
ガンプラにしても美プラにしても、さっきからポージングが妙にうまいのが気になってるんですが、これって誰がつけてるんですか?
プラモデルに詳しいスタッフがもう一人いまして、彼がつけてますね。
女子っぽいポーズってどうしても難しいんですよね。……あ〜、でもこれはうまい。関節がちゃんと内側向いてますね。
この手の完成見本って棒立ちだったりぐにゃぐにゃした立ち方だったりしますけど、このお店のポーズは全体にやる気に満ちてていいですね!
ポーズをつけるために、元々お店にあった備品を使ってたりするんですよ。
……本当だ! よく見たら専用のフィギュアスタンドではないものにプラモが乗っかってる!
特にプラモ専用でもなんでもない展示用の備品です。
こだわりですねえ……。
(おそらく)日本一工具が置いてあるブックオフが、ここにある
あ、ホビークラフトカナダのフィッター。イマイが出してたキャプテンスカーレットのキットもありますね。これ、箱キレイだな……。同じイマイのバットモービルもある。アダム・ウェスト版だ……うん、状態も……。
あ、こっちにもバットマンのプラモありますよ。
『Mr.フリーズの逆襲』の時に出た、アクトハセガワのキットですね。懐かしい〜。
この辺りの棚はレトロ系のキットとか、戦車や飛行機、ミリタリー系です。
おお、上の方にRPMのミーネンロイマーもある。ドイツ軍の地雷処理車ですね。すんごい形の車輪がついてます。
形がかわいすぎませんか、これ。こんな車両があるんですねえ。
こういう仕事をしてると、そんな感じで今まで自分がやってこなかったジャンルのプラモデルにも触れるんで楽しいっていうのはあります。
こっちの袋に入って吊られてる商品っていうのは……?
ジャンク品ですね。組み立て済みだったり部品が揃っていない可能性のあるものは、こうやって売ってます。パーツ取り用とか、あと自分で組み立てるのが難しいという方も購入されます。
本当に、どんな状態のプラモデルでも買い取ってるんですね……。
あ、こっちには工具も置いてるんですね!
ほんとだ! これだけ工具が揃ってるブックオフも珍しいですよね。
ちなみに、ブックオフコラボの神ヤス(※6)なんですよ。
マジだ! これって全国のブックオフで売ってるんですか?
いえ、うちだけです。そもそも道具をこれだけ並べてるのがうちだけなんで。
また息をするように店舗限定商品を作って……。
※6「神ヤス」
高耐久布ヤスリを採用したスポンジヤスリ
で、ケースのすぐ横が資料とか模型雑誌とかを置いてるコーナーなんですね。よくできている……。
本の売り場は本来は2階なんですが、プラモデルと関連性の強いものはこちらにまとめています。
おっ、そしてこちらにはガイアノーツの巨大什器が……!
ガイアさんってこんな什器つくってたんですね。段ボールでできてる!
ブックオフカラーを作ったつながりですよね、これは。
結託してるな〜!
これでプラモデル売り場は一周しました!
ご案内ありがとうございます! しかし、なんか暑くないですか……。
喋りすぎてついヒートアップしてしまいましたね……。
しかしほんと、普通に模型店に遊びにきただけみたいな感じでしたね、今日。
全然仕事感がなかったですね。いいんだろうか、これで。まあ、細かいことは置いといて、もう一周してくるか〜!
まとめ
そんなこんなで、博多口店のプラモ売り場を満喫いたしました。ガンプラを中心にキットは山ほど売ってるし、工具も塗料も売ってるし、手ぶらで行ってもプラモデル作りに必要なアイテムは大体揃うという恐るべき店舗でした。ブックオフって、あんなにお店ごとに好き勝手やっていいんだ。すげえな。
そして取材後に博多から天神にかけてのプラモデル屋さんをあちこち巡ったんですが、確かに福岡は熱量の高いお店が多い! 大型店から個人店まで、確かにこれだけプラモデル売ってるお店が多かったらさぞ楽しかろうという、プラモ先進国でありました。正直半年くらいこっちに住みたい。食べ物は何食ってもうまかったし……。
そんなわけで、プラモ目当ての博多観光ってのは充分アリだな〜と思った次第。ららぽーとでνガンダム見て、キャナルシティのダムベーで限定版のガンプラ買って……というプラモ観光ルートに、ブックオフを組み込んでみるのはどうでしょうか。リユースならではのプラモとの出会いが、きっと待っているはずですよ!
TEXT:しげる
PHOTO:前田写真事務所
【ブックオフは本だけじゃない! ホビーもアツいんだぞ、な記事はコチラ】
この記事はおもしろかった?
今日はカリスマ実演販売プラモおねえさんの香坂さんと博多口店に来たわけですけれども、ここってどういうお店なんでしょう?