【渋谷最大級のブランド古着屋・BINGO】渋谷ストリートスナップ

「BINGO（ビンゴ）」はブックオフが運営するアメカジやストリートを中心としたブランド古着屋。中でも「BINGO 渋谷モディ店」は古着屋としては渋谷で最大級の規模を誇り、ヴィンテージやデザイナーズブランドのアイテムを多く取り扱っています。
今回は、カルチャーの発信地であり、人々の”好き”が詰まった街、渋谷にゆかりのある4組の方々がBINGO 渋谷モディ店を訪れ、それぞれの”好き”をテーマにしたコーディネートを作ってくれました。使用する服はすべてBINGOで販売されているもの。どんな着こなしが完成したのか、早速見ていきましょう！

【モグ・ライアンさん（ASP）】フリンジのついたジャケットに一目惚れ

名前：モグ・ライアン
職業：WACK所属の7人組ガールズグループ・ASPのメンバー

モグ・ライアンさんのコーディネート — Gジャン：USED（税込6,600円）/スウェット：USED（税込4,400円）/スカート：USED（税込3,300円）/シューズ：COMME des GARCONS（税込24,200円）

Gジャンを初めて着てみたんですけど、フリンジの少し野暮ったい感じがいいアクセントになっていてかわいいですね。Gジャンに何を合わせようかなと思ったときに、このチェックのスカートがあって、雰囲気も合っていたので選びました。このロングスカートでガーリーな雰囲気を出しています。

Q：渋谷でいつも何をしてる？
A：渋谷に事務所があるので、よく来ています。今は仕事以外ではあまり来ていませんが、昔は服を買いに渋谷の古着屋をよく回っていました。

Q：コーデの好きなポイントは？
A：スウェットです。サイズがややオーバーサイズでゆるく着こなせます。それと、Gジャンの袖がすぼまったシルエットも、とてもかわいいです。

モグ・ライアンさん — 撮影中、「これも似合うよ！」というスタッフの押しで、別のコーディネートも作ってもらいました！ダボッとしたシルエットがかわいいこちらのシャツはYOHJI YAMAMOTO（税込74,800円）のアイテム。

Q：「好き」なモノ・コトは？
A：遊園地がとても好きです。休みの日はよく遊園地に行きます。地方の遊園地とか最高ですね！最近はタブレットで絵を描いたり、カメラで写真を撮ったりすることにハマっていて。何気ない風景を撮ったり、ASPのメンバーを撮ったりして、その写真をみながら絵を描いています。

【りゅうやさん＆おひなさん】モードを基調にしながらもミリタリー出自のアイテムで揃える

（右）名前：りゅうや
職業：アパレル
（左）名前：おひな
職業：アパレル

りゅうやさん＆おひなさんのコーディネート — 【りゅうやさん着用アイテム】ボンバージャケット：COMME des GARCONS（税込63,800円）/ニット：COMME des GARCONS（税込9,900円）/パンツ：studio nicholson（税込26,400円）/ベレー帽：COMME des GARCONS（税込110,000円）
【おひなさん着用アイテム】 MA-1：COMME des GARCONS（税込63,800円）/シャツ：sacai（税込61,600円）/スカート：COMME des GARCONS（税込55,000円）/ニットキャップ：USED（税込2,200円）

（りゅうやさん）
今回はボトムスから決めました。ワイドシルエットのボトムスに対して脚が長くスタイルが良く見えるように、ショート丈のアウターを合わせました。インナーのニットもアウターとバランスがとれるようにオーバーサイズではなく短い丈のモノを選んでいます。全体的にAラインのシルエットを意識しました。ミリタリー要素を取り入れつつ、全身黒でモードっぽさも演出しました。
（おひなさん）
女の子らしいほわっとしたシルエットがポイントですね。個性あるバルーンシルエットのスカートも印象的ですが、あえてアウターは短丈にせず、全体がダボっとなるように仕上げました。モード感が出すぎるとクールになりすぎてしまうので、ニットキャップはガーリーなものを選びました。あとは、全体的にふたりで並んだときのバランスを意識して、りゅうやと一緒にコーデを組みました。

Q：渋谷でいつも何をしてる？
A：（りゅうやさん）勤務地が下北沢で、渋谷は近いのでよく行きますね。ご飯を食べたり、飲みに行ったり、買い物をしたり、ブラブラすることが多いですね。
（おひなさん）りゅうやとふたりでインテリアショップに家具を見に行くことが多いですね。あとは服を見たり、ご飯を食べたり、映画を観たり、りゅうやと一緒に行動することが多いです。

Q：コーデの好きなポイントは？
A：（りゅうやさん）ペアルックではないですが、お互いボンバージャケットとMA-1というミリタリーにルーツのあるアイテムをアウターに持ってきたのがポイントです。僕は黒のニット、おひなは白のシャツというインナーをモノトーンで差別化したところもお気に入りです。

【ノアさん】最近は“パティ・スミス”に影響されまくり！

名前：ノア
職業：会社員

ノアさんのコーディネート — ジャケット：ENGINEERED GARMENTS（税込16,500円）ボーダー：YOHJI YAMAMOTO（税込13,200円）スカート：Max Mara（税込2,200円）/ネックレス：JUNYA WATANABE（税込30,800円）

“クィーン・オブ・パンク”とも称されるシンガーソングライターの“パティ・スミス”のスタイルにインスパイアされた着こなしです。彼女はアンドロジナス・ルック（男女両性の特徴を持つこと）の教祖といわれていて、メンズライクなロックファッションが最高にかっこいいんです。だからジャケットにデニムというメンズらしさと、ボーダーワンピにスカートというレイヤードでレディースのニュアンスを合わせています。

Q：渋谷でいつも何をしてる？
A：会社が渋谷にあるので毎日来ています（笑）。itimi（イチミ）という好きな古着屋さんも渋谷にあるので、休みの日に服を買いに来ることもありますね。ライブハウスもあるし、映画館もあるので、渋谷は常に感性を刺激してくれます。

Q：コーデの好きなポイントは？
A：ボーダーは、英国生粋のバンドとして90年代に人気だったブラーというバンドのギタリスト、グレアム・コクソンがボーダーばかり着ているので、彼にリスペクトを込めて選びました。ロザリオのネックレスはパティ・スミスが着けていたので、それに影響されています（笑）。

【ueueさん】裏にストーリーを感じさせるようなヴィンテージの服が好き

名前：ueue
職業：会社員

ueueさんのコーディネート — コート：HELMUT LANG（税込220,000円）シャツ：USED（税込5,500円）パンツ：BALENCIAGA（税込4,400円）

普段はヴィンテージのアイテムが好きなので、自分っぽい雰囲気を演出するのにアイテムを選んでいたら、こうなりました（笑）。パンツはBALENCIAGA（バレンシアガ）のもので、2タックが入っているのでトラウザーズのようにドレスっぽく履けました。HELMUT LANG（ヘルムートラング）のコートはバイク用のモーターサイクルコートをサンプリングしています。全体のヴィンテージっぽい雰囲気に合いそうなのでチョイスしてみました。

Q：渋谷でいつも何をしてる？
A：渋谷は飲みに行ったり、ブリッジというクラブによく行ったりしますね。DJをしているので、レコードを買いに来ることも多いですね。

Q：コーデの好きなポイントは？
A：中に着ているシャツがポイントです。ユーロワークのアイテムでペイントが入っているものはよく見かけますが、刺しゅうでしかも花柄というのは珍しかったので、選びました。おそらくダメージがあったのでそれを隠すために刺しゅうを施したのだと思うんですが、そういった前の持ち主のストーリーも感じさせてくれるのがヴィンテージの醍醐味です。

【今回取材したお店はこちら】

BINGO 渋谷モディ店では、ファッション好きな人にはたまらないアイテムが揃っています。デザイナーズアイテムが多く展開されているため、渋谷に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。