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300人以上がブースに! 多数の企業から大きな反響

2023年10月、ブックオフは東京ビッグサイトで開催された「第3回 サステナブルファッションEXPO 秋」に初めて出展しました! このEXPOは、世界中からサステナビリティを考慮したアパレル製品や素材などが集まる日本最大級の専門展。ブックオフは、株式会社BPLabのほか数社と「サステナブル・シナジー」をコンセプトに共同出展し、異業種間の連携による新たな循環の形を提案しました。

EXPOでご紹介したのは、ブックオフの海外リユースチェーン「Jalan Jalan Japan」の店舗網・販売力と、(株)BPLabが提供する「BIOLOGIC LOOP(ビオロジックループ)」(消費者から洋服・繊維製品を回収するシステム)を掛け合わせた取り組み。Jalan Jalan Japanの販路が加わることで、これまでBIOLOGIC LOOPの対象ではなかった靴・カバンも回収が可能になり、不要品回収の新たな形の提案につながっています。

マレーシアのショッピングモールにオープンしたブキラジャ店の外観。
Jalan Jalan Japan(以下JJJ)は、国内のブックオフで販売しきれなかった商品を輸出販売して廃棄量約年間 2,600 トンの削減に貢献。現在はマレーシアを中心に10店舗以上を展開しています。

3日間でブースを訪れた方は、なんと300人超。特に、サンプル品や在庫の処分に悩む企業の担当者からは「もったいないと思いつつ廃棄せざるをえなかったので、海外でお客様の役に立つならうれしい」「本当にいい取り組みですね」との声が寄せられました!

ファッションEXPOのブックオフ共同ブースに立ち寄る方々。
JJJのビジネスモデルを中心に紹介しながら「海外でリユースすれば廃棄しなくて済みます」「必要とする人の元へ届け、モノの命を延ばすことが可能です」などと熱く語りました。

サステナブルファッションEXPO担当者の想い

海外事業支援部の櫻田智さん。

海外事業支援部 マネージャー 兼 Rアドバイザー
櫻田 智(さとる)さん

国内ブックオフ勤務を経て、2019年から3年ほどマレーシアのJJJに勤務。2021年に帰国し、経験を活かして「廃棄」に悩む企業へリユース・リサイクルなどの提案を行う。本展では企業間の調整やブース準備、当日のご案内まで全てを担当!

リユースの輪を広げる! カギは企業への認知

今回の出展は(株)BPLabのご担当者から声を掛けていただいて実現しました。出展してみて、改めて当社の「すてない取り組み(国内で販売機会に恵まれなかったアイテムをリユースする取り組み)」を、知らない方が多いと実感しましたね。一方でご来場者の多くは「サンプル品や売れ残った在庫を処分するしかない」と悩みを抱えておられたので、この取り組みにはたくさんのご賛同をいただきました。当社の海外事業や取り組みを知っていただけたことに「大きな意義があった」と確信しています。

ブックオフのサステナブルファッションEXPOのブース。
EXPOに出展したブックオフのブース

さまざまな企業の方々とパートナーシップを結ぶことで、日本で捨てられてしまうモノを削減できます。そして、国内の廃棄を減らして海外で販売すれば、海外での出店も増やせます。質の良い「Used in Japan」の商品が安く手に入るため、海外出店はお客様に大変喜ばれているんです。さらに、現地スタッフの雇用も拡大できる。この取り組みで、私たちの考える循環型社会を実現できます。今後はもっと企業間でサステナブルなシナジーを生み出し、SDGs12番目の「つくる責任、つかう責任」にも貢献していく考えです。

JJJが考える「すてない社会」

法人・自治体向け 不用品ご相談窓口

海外で強力な出口戦略事業を進めるブックオフグループが、日本の不用品をゴミにしない新しい形のリユースシステムをご提案します。
https://www.bookoffgroup.co.jp/contact/reuse/

TEXT:伊藤奈緒子
PHOTO:海外事業支援部
取材:米本敦美
協力:ブックオフをたちよみ!編集部

【パートナーシップで広げるサステナブルな取り組み】