ブックオフが画廊に! 武蔵小金井店のグランドオープンに合わせ個展
今秋、BOOKOFF 武蔵小金井店でアーティスト・KENさんの個展が開催されました。この個展は同店がグランドオープンを迎えた10月6日から、約1か月にわたって開催。花や目をモチーフにした色とりどりの絵画が展示されたほか、会期中に1枚の絵を仕上げていくライブペインティングも行って来店されたお客様に楽しんでいただきました!
この企画は、ブックオフが社内外におけるクリエイターの創作活動を支援する 「ブックリエイタースタート」の一環。今回は社内アンケートの結果、BOOKOFF SUPER BAZAAR 鎌倉大船店で働きながら創作活動を行うKENさん(上石拳介さん)に白羽の矢が立ちました。
アーティスト・KENについて
学生の頃からストリートアートやグラフィティに興味を持ち、ノートやプリントに絵を描いて過ごしたというKENさん。ブックオフでスタッフとして働くかたわら、2022年10月から本格的な創作を始め、翌年からグループ展や個展を開くなどして精力的に活動してきました。今も趣味のサーフィンや海・山などの自然からも刺激を受けながら、表現を続けています。
(以下、KENさん)
「目」はずっと描き続けているモチーフです。自分の目で見たものが作品に大きな影響を与えますし、同じモチーフでもその時のマインドや年月によって雰囲気の変わってくるのが面白いところですね。「花」を描くのは、僕自身が好きだから。花には生き物を惹きつける不思議な魅力があります。作品を通じて、本物の花を見たときのようにポジティブな影響を与えられたらと思っています。
これまでは自身の作風が合いそうな場所を選んで個展を開いてきましたが、ブックオフに出展することで「お子様から年配の方まで幅広い方に絵を見てもらえる機会」を生み出せました。来店されたお客様から「面白い絵だね」「ただの白壁より絵が飾ってある方が華やかでいいよ」などたくさん声をかけていただき、実際に購入してくださる方もいました。
この経験を活かして、型にとらわれない創作をしていきたいと思っています。絵に限らず「クールでカッコいい」と感じたものに、どんどん挑戦していきたいですね。
個展を企画した担当者の想い
作品を見てもらう機会つくる「三方よし」のプロジェクト
(以下、黒澤さん)
もともとブックオフには「二足のわらじ」で活動するクリエイターが多く働いていまして「彼らをバックアップしながら、お客様にも喜んでいただけて、ブックオフも発展する三方よしのプロジェクトができないか」という想いから、始まったサービスなんです。店舗の一部をお貸しするとブックオフへの来店につながりますし、クリエイターにとってとても重要な「作品を見てもらう機会」をご提供できます。なにより、生き生きと目を輝かせる皆さまをバックアップできることに、私たちもやりがいを感じています。
この店舗スペースレンタルサービスは、場所代・展示方法の相談を含むプロモーション費・ノベルティ制作費なども含めて1か月5万円~でご提供しています。画廊を借りるより格安ですし、展示方法などの相談を含めて私たちがサポートしますので、ご好評いただいています。これまでたびたび「同じように個展を開きたい」と、お問い合わせいただいております!
とはいえ、まだまだ認知の低いプロジェクトです。このサービスのモデルケースやバリエーションをもっともっと増やして、ブックオフをハブにした新たな出会いの創出につなげていきたいと考えています。
ブックリエイタースタート
スペースレンタル費のほか展示に関するプロモーション費・相談費、ノベルティ等の制作費などを含みます。1か月5万円 ~ ※金額は店舗の立地・展示スペースなどにより変動(応相談)。
問い合わせ先
https://www.bookoffgroup.co.jp/contact/form6.html
ブックリエイタースタート公式XのDMでも受け付けています。
TEXT:伊藤奈緒子
PHOTO:黒澤和
取材:米本敦美
協力:ブックオフをたちよみ!編集部
【社員がリードするプロジェクト! ブックリエイター第3弾はコチラ】